【スマートホーム化計画】一人暮らし向けのロボット掃除機は何がいいか調べて買ってみた

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おうち時間が増えたなら、おうちを思いっきり変えてやろうと思い立ち、かねてよりやってみたかったスマートハウス化に取り組むことにした。この記事は、その過程でロボット掃除機の選び方や選んだ理由の備忘録。

 

 

 

結果:Eufy RoboVac 30Cをお迎え

初めからクライマックス。

結論を先に書いてしまうと、

となる。

 

ロボット掃除機とは何か?

部屋中を走り回って、人間に代わって床を掃除してくれるロボット。丸い形状が多い。

部屋の隅っこまでピカピカにしたい人には向かないが、出かけている間に部屋のゴミをざっくり掃除してほしい人には向いている。私は後者だったので、購入を決意。

ロボット掃除機はどんなものがある?

ロボット掃除機=ルンバという認識の人も多いと思う。私もそう思っていた。

ただ、現在のロボット掃除機業界を調べてみると、日本国内の大手企業も参入しているほどに市場が成長していた。どんなロボット掃除機があるのかを調べて一覧にしたのが以下。

  • iRobot「ルンバ」&「ブラーバジェット」
  • エレクトロラックス「PURE」
  • ダイソン「Dyson 360 Heurist」
  • パナソニック「RULO」&「Rollan」
  • 日立「minimaru」
  • シャープ「COCOROBO
  • Roborock「Roborock」
  • Anker「Eufy RoboVac」
  • ECOVACS 「DEEBOT」
  • VANTOP「Kyvol Cybovac」
  • etc

とても多かった。多すぎたので独断と偏見で十社に絞った。聞きなれない企業もあったので、それぞれどんな企業かを調べてみる。ソースはWikipedia+公式サイト。

iRobot

アメリカの家庭用清掃ロボット開発企業。ルンバの親。

エレクトロラックス

スウェーデンの家電メーカー企業。ヨーロッパ最大の家電メーカー。

ダイソン

イギリスの電機メーカー企業。サイクロン掃除機の生みの親。

パナソニック

日本の電機メーカー。

日立

日本の電機メーカー。

シャープ

中国傘下の電機メーカー。

Roborock

中国のロボット掃除機開発企業。シャオミから出資あり。中国で一番売れたロボット掃除機を開発。

Anker

中国のハードウェア企業。モバイルバッテリーで有名。

ECOVACS

中国のテクノロジー企業。52の国と地域でロボット掃除機の累計販売数No.1。

VANTOP

中国のハードウェアベンチャー企業

 

中国企業多すぎてやばい。

ロボット掃除機を選ぶために考慮する点

各社の出しているロボット掃除機に 一通り目を通したので、ロボット掃除機を選ぶ際に考慮する点を一覧化してみた。

方法は、ルンバがアピールしている機能+私の思いを書きなぐる。

  • 価格
  • ロボット掃除機本体の高さ
  • 操作方法
  • スケジューリング機能の有無
  • 吸引力
  • 水拭き機能の有無
  • カーペット掃除の対応
  • 掃除しないエリアの設定機能の有無
  • 間取りの学習機能の有無
  • ゴミの蓄積場所の有無

結果がこんな感じ。当然だが、機能が多ければ多いほど価格も上がる。ただし、同じ機能を持っていても、メーカーが違えば価格差うん万円などもあった。おそらく精度が違う?

重要視したもの

ここからは、何を重視して何を切り捨てるかの選定。私は、10個のうちから5個を必須機能とした。

価格

お金は大事!

物を買う時の満足度は、価格に対する生活の質の向上度だと思っている。なので、「自宅にいないときに、ざっくり部屋を掃除してくれる」という行動に、お金をいくらまで払えるかという点を考えた。金に糸目をつけない人は、何も考えずにルンバの最高機種「ルンバ s9+」を買えばいいと思う。

私の場合は、「1万円くらいで欲しい。出せても3万円まで」という金銭感覚だった。

ロボット掃除機本体の高さ

掃除したい隙間に入れるか!

当然だが、ロボット掃除機は自分の身長より高い隙間にしか入れない。なので、ロボット掃除機で掃除してもらいたい隙間は、ロボット掃除機がちゃんと入れるだけの高さがあるかを確認しとくのがいい。

実物が届いて動かしたら、掃除してほしいの隙間に入れないなんてことが発覚したら、膝から崩れ落ちる自信がある。ロボット掃除機の高さは公式サイトに載ってるのを見ればいいし、隙間の高さはメジャーで測ればいい。

私の場合は、高さの調節可能なラックだったので、ラックの方を動かした。感覚、ロボット掃除機は7~8cm前後が多い印象なので、まあ一段動かせばいけるかな、と。

操作方法

スマートスピーカー連動が必須!

スマートホーム計画なのでこれは譲れない。ロボット掃除機を操作する方法は四種類。

(1)ロボット掃除機本体のボタンで操作する

(2)付属のリモコンで操作する

(3)専用のスマホアプリで操作する

(4)スマートスピーカーで音声操作する

調べた感じ、(2)ができればだいたい(3)もできる機種が多い。

私の場合は、(3)スマートスピーカーで音声操作できるものを採用した。そもそもがスマートホーム化計画なので。

なお、仮にスマートスピーカー非対応でも、スマートリモコン(赤外線リモコンで動作するデバイスを操るもの)を経由すれば、赤外線リモコンのロボット掃除機を音声操作できるらしい。が、手間かかりそうなので見送った。

スケジューリング機能の有無

定期的なお掃除に!

スマートスピーカー連動が第一の目的にはなるが、毎日音声操作するのが面倒にならないかな、毎日決まった時間に動いてくれる方が楽かな、という思いもあった。特に、ロボット掃除機を使ったことがないので、ここら辺の感覚がわからなかった。なので、念のためつけておこう。

私の場合は、そういう理由でスケジュール機能つきを採用した。

掃除しないエリアの設定機能の有無

パソコン周りには来ないでほしい!

ロボット掃除機は、室内を縦横無尽に走り回るだけのものと、設定した掃除しないエリアを設定できるものがある。例えば、配線だらけでロボット掃除機が絡まるエリアや、階段の近くなんかは、掃除しないエリアにしとく方が都合がいい。

また、掃除しないエリアの設定方法は、ロボット掃除機が部屋全体の形を記憶したうえで掃除しないエリアを記憶する方法と、室内に専用シールを貼る方法がある。

私の場合は、パソコン周りに近づいてほしくなかったので、掃除しないエリアの設定機能があるものを採用し、方法はこだわらないことにした。

重要視しなかったもの

上に書かなかったものは、機能として今回は要らないと判断したもの。一応理由を書いておく。将来、環境が変わったら理由が消滅するかもしれないし。

吸引力

ロボット掃除機に求めないことにした。

掃除機の選び方で、「吸引力は重要視しない」と書いてるので自分でも意味が分からないが、ロボット掃除機に関しては重要視する必要はないという結論に至った。

ゴミや空気を吸い込む圧力の単位に「Pa」というものがある。これが大きいほどゴミを吸いこむ力が強いらしい。で、ロボット掃除機は「3000Pa」もあれば吸引力が高いと評価されている。

一方、他の掃除機はと言うと、10000円いかないハンディクリーナーの平均が「6000Pa」でほぼ倍。楽天市場でサイクロン掃除機を検索すれば「20000Pa」とか辺り前に出てきて文字通り桁が違う。

ついでに言うと、ハンディクリーナーの半分の吸引力とか言われてもイメージがわからない。どこまで細かいゴミをとってくれるのかくれないのか。

私の場合は、まあいくら低くても髪の毛や大きなホコリくらいはとってくれるだろう、で吸引力を重視するのをやめた。何回も同じ場所を掃除してくれるから、吸引力の弱さもカバーできるだろうとも踏んだ。

水拭き機能の有無

シンプルにいらない。

ロボット掃除機の中には、ゴミを吸うだけでなく、モップで水拭きしてくれる物もある。一体化してたり、別々のロボット掃除機があったり。

かの有名なルンバは吸い込み担当で、相方にブラーバジェットという水拭き担当がいる。この二つは連携しており、ルンバが掃除を終えた後に、ブラーバジェットが動き出し、ピカピカにしてくれるらしい。

すごい、ありがとう。いらない。

私の場合は、目的がゴミ取りだし、ロボット掃除機に加えてロボット水拭き機を置く物理スペースがないし、年数たって機能が衰えてきたら床がびしょびしょにされるのでは、という三点から見送った。

カーペット掃除の対応

カーペットは掃除範囲でないので要らない。

ロボット掃除機は、フローリングから移動できるカーペットに高さ制限があり、あまり分厚いカーペットだと上ることができない。また、カーペットに上ってから、カーペット掃除モードに切り替わる機能を持つ物もある。

 私の場合は、カーペット=パソコンスペースで、掃除範囲の対象外にするつもりなので、考えない。

家の間取りの学習

掃除範囲は一部屋なので要らない。

ロボット掃除機は、ランダムに進行方向を決めて走る方法と、家の間取りを学習して効率的に走る方法がある。効率的に走れば、掃除時間の短縮にもなる。

私の場合は、そもそも一部屋を掃除範囲とするので、間取りを学習するまでもないと思ったので考えない。ただ、複数の部屋を走らせる場合や、階段の近くを走らせる場合は網羅性という意味で必要かもしれないので、将来2Kとか1LDKとかに引っ越したときは再検討。

もう一つ、掃除時間の短縮については、外出中に掃除してもらう想定なので掃除時間が1時間だろうが2時間だろうがどちらでもいいかな、という感じ。

ゴミの蓄積場所の有無

ゴミ捨ての手間は受け入れる。

大抵のロボット掃除機は、掃除をするたびに本体に溜まったごみを捨てるという作業が発生するらしい。で、一部のロボット掃除機は、充電器にゴミを溜める場所が併設され、そこへ1~2か月分のゴミを溜めてくれる。なので、ゴミ捨てが1~2か月に一回でいいらしい。時短。

これについては、便利そう。少し欲しかったが、都度捨てる手間はそこまで負担じゃないだろうし、掃除を勝手にやってくれるなら都度捨てる程度のコストはあまんじてうけよう、その分価格を抑えよう、と見送った。実際に使ってみて、あまりにも手間なら自壊購入時には見当。

後は、ゴミを溜めるところがあるということは充電器のサイズが大きくなってしまうということで、設置場所を考えると大きい充電器は邪魔だな、という結論。

条件を満たすロボット掃除機

そして、上記の条件を適用してきます。

が、価格の面で、下の五社が全滅。やっぱりロボット掃除機って高いんだな、と再認識。

で、価格という最大の壁を 乗り越えたのが以下。(価格は2021/3上旬時点で調査)

  • 日立「minimaru RV-EX1」(29,715円)
  • Roborock「Roborock E4」(22,830円)
  • Anker「Eufy RoboVac 11s」(17,800円+Amazon2,000円OFFクーポン)
  • Anker「Eufy RoboVac 15c」(19,800円+Amazon2,000円OFFクーポン)
  • Anker「Eufy RoboVac G10 Hybrid」(25,710円)
  • Anker「Eufy RoboVac 30C」(18,600円)
  • Anker「Eufy RoboVac 30C MAX」(24,800円)
  • ECOVACS「DEEBOT OZMO Slim11」(19,800円+Amazon20%OFFクーポン)
  • ECOVACS「DEEBOT 501」(15,840円)
  • VANTOP「Kyvol E30」(24,999円+Amazon5,000円OFFクーポン)
  • VANTOP「Kyvol E31」(26,999円+Amazon3,000円OFFクーポン)

 正直、日立が残るとは思わなかった。だって国産メーカーって軒並み高いし。

 

で、スマートスピーカー非対応が以下。

  • 日立「minimaru RV-EX1」
  • Roborock「Roborock E4」
  • Anker「Eufy RoboVac 11s」

掃除しないエリアの設定機能非対応が以下。

  • Anker「Eufy RoboVac 15c」

 

そんなわけで、候補が以下。

  • Anker「Eufy RoboVac G10 Hybrid」
  • Anker「Eufy RoboVac 30C」
  • Anker「Eufy RoboVac 30C MAX」
  • ECOVACS「DEEBOT OZMO Slim11」
  • ECOVACS「DEEBOT 501」
  • VANTOP「Kyvol E30」
  • VANTOP「Kyvol E31」

採用したロボット掃除機

結局、Anker「Eufy RoboVac 30C」にした。

ここからは、かなり感情面で選択した感が否めない。

 

Anker「Eufy RoboVac G10 Hybrid」は、2,000Paの吸引力かつ水拭き対応。

Anker「Eufy RoboVac 30C」は、1,500Paの吸引力。

Anker「Eufy RoboVac 30C MAX」 は、30Cの上位互換で、2,000Paの吸引力。

ECOVACS「DEEBOT OZMO Slim11」は、5.7cmという最も薄型かつ水拭きにも対応。

ECOVACS「DEEBOT 501」は、衝突防止機能。

VANTOP「Kyvol E30」は、2,800Paの吸引力かつ衝突防止機能。

VANTOP「Kyvol E31」は、3,200Paの吸引力かつ衝突防止機能かつ水拭きかつマッピング機能。

 

コンパクトさを考えたらECOVACS、性能を考えたらVANTOPであることは承知の上で、Ankerのデザインに惚れこんでしまったので、Ankerを選択。Eufy(ユーフィー)ってブランド名もお洒落。後は、モバイルバッテリーが優秀なので、Ankerへの信頼度が高かったのもポイント。

色々調べておきながら、最後の最後にデザインを選んでしまうってどうなのかと思いつつ、毎日家で顔を合わせる家電だから、見た目も大事かなって自分に言い聞かせる。

 

「Eufy RoboVac 30C」と「Eufy RoboVac 30C MAX」のどちらにしようか迷ったけど、吸引力500Paで六千円の価格差があったので、安さに目がくらんで「Eufy RoboVac 30C」を購入。吸引力には目を瞑る。

 

Amazonでポチった16時間後に届いた。Amazonってすごい。

 

次は、使った感想を書きたい。

 

参考

ロボット掃除機の種類の参考。

 

kakakumag.com

 

iRobot

www.irobot-jp.com

 エレクトロラックス

www.electrolux.co.jp

ダイソン

www.dyson.co.jp

 パナソニック

panasonic.jp

日立

kadenfan.hitachi.co.jp

シャープ

jp.sharp

Roborock

www.roborock.jp

Anker

www.ankerjapan.com

ECOVACS

www.ecovacs.com

VANTOP

ホームページどこ?